アン・アフェクトシステム

ステンレス面板、ウォーター ジェット切断加工、レーザー加工などはTSindustryにおまかせください。アン・アフェクトシステムによる抜型です。

アン・アフェクトシステムとは打抜時のムラ取り時間50%削減の為に開発、考案されたいくつかの特徴を兼ね備えた抜型の事です。名前の由来は「unaffected」つまり「影響を受けない」から来ています。
その最大の特徴は木型裏面に施された溝にあります。

オペレーターがムラ取りをする場合、切れない部分に高低紙を貼り試抜きをします。
するとその部分は切れるようになりますが、他の切れていた部分が切れなくなって今度はその部分に高低紙を貼ります。 いわゆる「イタチゴッコ」の状態を経て最終的に全体が切れるように調整します。
高低紙を貼る時、周りの既に切れている部分が切れなくなる事を「予測」して貼ったりする場合もあります。これも時間のムダです。
これらの現象は高低紙がベニヤに乗っている事が大きな原因の一つと考えます。
下図に示すように高低紙の逃げ場が無い為に刃、罫線、ベニヤに様々な悪影響を及ぼしています。
さらに打抜き開始直後も切れ具合が変わり、機械を停止してさらにムラ取りをする場合が多くあります。 これは高低紙による抜型の歪みがプレスされる事により刃とベニヤが「なじむ」事が原因と考えます。

■従来の一般的な木型

高低紙がベニヤに乗る為に、周辺の刃や罫との間に余分な隙間が生じてしまい悪影響を及ぼしてしまう。

それまで切れていた周辺部分が切れなくなったり、
逆に必要以上に切れすぎてしまい刃先をつぶす事も。

※実際はチェースの裏のマイラーなどに高低紙を貼ります。木型の裏に直接は貼りません。
図は効果を説明するために簡潔化してあります。

上記の問題を解決するためにベニヤの裏面に溝を設けました。
高低紙の逃げ場があることにより、高低紙は貼った部分にだけピンポイントで作用して周りにほとんど影響しません。 高低紙による歪みも無い為、打抜き開始直後の切れの変化がほとんどありません。
アン・アフェクトシステムはベニヤ裏面の溝以外にレーザーの加工方法や刃曲げの工夫などによりムラ取り時間の短縮を実現しました。

■アン・アフェクトシステム

あらかじめ高低紙を貼るための「逃げ場」を木型に設けている為、周辺への影響が少ない状態でムラ取りができる。

必要な部分だけにピンポイントで高低紙を貼る事ができるので、
ムラ取りの時間が大幅に短縮できムダを省ける。

※実際はチェースの裏のマイラーなどに高低紙を貼ります。木型の裏に直接は貼りません。
図は効果を説明するために簡潔化してあります。

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